大工の技

ハチココ

2014年05月10日 20:40

大工の技、本当にすごい!


たしか規矩(キク)術だと言ったと思います

矩尺(カネジャク)という金属製の定規を自在にこなす術の事です

木造建築に関する殆どの事は、これを中心にして決められるのです

驚くなかれ√計算もできるのです

それが、聖徳太子の時代、飛鳥時代から1200年以上にわたる伝統の大工の技なのです


で、自宅の事で誠に恐縮ですが、これは自宅の移築時に発見した板です


長さ1間(1.8m) 幅8寸(24㎝)の松の板の両面に漢数字がびっしりです

これは

屋根を水平に保つための最後の調整部材「つか」の長さを記したものらしいのです

どれ一つとして同じ長さはありません

規矩術が自在に使われた証拠です


手間と、技術の確かさが古民家の魅力の一つなのです
















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