「小規模事業者持続化補助金」をいただいて(1)
2017年12月05日

国からの「小規模事業者持続化補助金」をいただいて
退職者公務員新聞 (会員全国32万人)
という耳慣れない新聞に8・9・10月広告を連載させていただきました
これは8月掲載分です
ちょっと長いですが読んでいただけたら幸いです
古民家いなか暮らし(その1)
不便を愉しむ生活
▼ いつの時代でも、人はより便利なもの、効率の高いものを求めてきました。そんな欲求を満たすために、日々、新しい商品が生み出され、また消えていきます。こうした目まぐるしい変化の中で、人の心は、どれほど潤い、満たされてきたのでしょうか。ふと立ち止まると、どこかに何かを置き忘れて生きたような、物足りなさに気付くことはないでしょうか。
▼ 私たちは『飛騨』という地において、古民家での田舎暮らしを物心両面からサポートしている、ちょっと変わった不動産屋です。
▼ ここ飛騨には、次の住み手を求めている、重厚で美しい古民家が点在しています。私たちはそれらを移築、再生し、この地において、心の豊かさを実感できる、そんないなか暮らしをしてもらうための、お手伝いをさせてもらっています。
▼ いなか暮らしに、夢や憧れをお持ちの方は、ことのほか多いのではないでしょうか。ですがその最初の一歩は、おいそれと踏み出せるものではないと思います。
▼ たしかに、いなか暮らしは便利とは言えません。古民家も、愛情を注いで磨き上げなければ、その美しさは薄れてしまいます。同じ地に暮らす人たちとも、ときには助け合わなければなりません。ですが、毎日の手間や作業が、そして、まわりの人たちと交わす何気ない会話が、いままでにはなかった満ち足りた時間なのだと、やがて気づくはずです。
▼ 空の青さに心躍り、鳥や虫の歌声に癒され、脈打つ山の緑にときめく。そんな環境に身を置いていると、不便と思えることさえ、愉しみや愛おしさに変わるのです。
▼ いなか暮らしとは、大地が織り成す時間を共に生きることです。古民家での生活とは、世代を超えて培った美を再び育むことです。忙しい日々のなかで置き忘れてきた何かが、そこから、見つけられるかもしれません。
http://www.hakuguri.jp(白栗不動産)
http://itakura-hakuguri.com(板倉の宿白栗)
Posted by ハチココ at 16:24│Comments(0)
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